アドレスV125 充電不良修理
アドレスV125修理のお話です。少し専門用語が多く、細かく説明出来てませんが、
ご了承ください。珍しく長い文のブログです(笑)
アドレスV125のセルが回らずエンジンがかからない症状で入庫しました。
バッテリーは交換したばかりとの事でバイクのバッテリーをブーストしたら
エンジンはかかったのですが、バッテリーの電圧が下がった原因を診断します。
怪しいのはバッテリー本体かバイクの充電系なので、まずはバッテリーをフル
充電してバッテリーの電圧チェックすると12.8ボルト。エンジンをかけると
12.6ボルトと電圧が下がってしまう😥発電がされてないようです。
バイクの発電部品を点検していきます。
バイクの発電部品は2個あるのですが、まずはジェネレーターの点検をしていきます。
エンジンかけてジェネレーターの線を3本とも測ると全てACで50ボルト以上で
発電は問題なさそう。そしたら、もう1個の部品を注文だーとなる気分を抑えて
ジェネレーターの3本の線の抵抗値、ボディーアースに導通がなく、ジェネレーター
が絶縁されているかも点検して問題なし。
さらっと書きましたが、実際の点検は何通りもテスターで見ていきます。大ざっぱに
言うと抵抗値を見ることで、配線の状態を診断しています。
昔この診断をしないで焼けたジェネレータを見逃した事があり、診断するようにして
います。故障診断は省略しちゃダメですからねぇ😅
ジェネレーターはしっかり点検したので、今度はレギュレーターを点検。部品名がやや
こしい。お客様に説明する時に分かりにくいかと心配になります。良い伝え方ないかなぁ。
抵抗値を測るとマニュアルの規定値を大きくオーバーしてます。ここまできて
レギュレーターを注文します。診断って地道な作業なんです。
届いたレギュレーターの抵抗値を測って一応問題ないかを確認して交換します。
バッテリーの発電を測ると13.9ボルト。これで安心して乗って頂けますね😊
今回の作業金額です。修理の際は診断内容により工賃が変動する場合がありますが、
内容をご説明して、お客様に不明点がないよう心がけています。
スズキ純正 レギュレーター 9,735円(税込み)
レギュレーター交換工賃 2,500円(税込み)
発電部品、バッテリー点検工賃 2,400円(税込み)
バッテリー充電はサービスで総額14,635円(税込み)でした。
修理だけでなく、バイクのメンテナンスや相談はお気軽にお問合せください😁
0コメント