当店のブレーキ整備・車検整備
当店のブレーキ整備の紹介です。当然ブレーキの整備って大事ですが、
実際何をするのって思う方もいると思うので、今回はブレーキのお話です。
今回は車検の整備で入庫した車両ですが、ブレーキが少し引きずってました。
当店のスタンダードの安心車検プランですとブレーキキャリパーの清掃給油
を行いますので、作業していきます。
まず、キャリパーを清掃していきます。キャリパーの外側も掃除するのですが、
中のピストンの清掃が大切です。清掃してブレーキのダストを取り除きます。
そして給油をしてピストンの揉み出しをします。ピストンを出して戻して何度か動かして
いきます。これにより、ピストンとシール間の潤滑を行いピストンの動きを良くします。
そして、給油ではCCIのメタルラバーを使っています。ブレーキフルードに溶解する成分
ですので、安心して使用できるのもありますが、メタルラバーを使うとピストンの動きが
良くなるのでお勧めです。
そして清掃とグリスアップしたキャリパーを取り付けます。
トルクレンチを使って規定トルクでボルトを締めていきます。
僕はトルクレンチを使いながら、他工具でも締め付けを確認します。
整備士はボルトの締め付けの感覚が大事だと思っているので、自分の感覚
でもボルトの締め付けトルクを確認して、トルクレンチで計測するのが
ベストだと考えています。
フロントホイールを回すとブレーキの引きずりもなくなって軽く回る
ようになりました😄
今回は車検整備の中のキャリパー整備の説明でした。車検整備は他にも
点検や整備する箇所があるので、また紹介していきたいと思います。
ありがとうございました。
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